虎朱印
お土産でいただいた最中です。小田原の正榮堂というお店のお菓子です。
中を開けると、「虎」部分まで最中になっていました。 つぶあんがぎっしり、求肥まで入った、食べ応えのある最中でした。
二宮というところへ行かれたお土産でしたが、二宮と聞くとある方を思い出します。予備校時代に英語でお世話になった長崎玄弥先生です。
とろくさい私は、質問があると、授業後に列の最後の方に並んで順番を待って質問をしていました。そんな列の最後の数名を誘って、長崎先生はたまに定食屋さんに連れて行ってくれ、自分の昔の話を色々としてくれました。
ひとつ覚えているのは、留学をしなくても英語ができるようになる、というご自身の体験エピソードです。長い英単語を覚えるための工夫を、医学の専門用語の英単語を用いて教えてくださいました。
その長崎先生のご住所が二宮でした。年賀状などのやり取りのみで、それも自然消滅し、ご自宅に伺ったこともなかったのですが、二宮と聞くと可愛がっていただいた長崎先生のことを思い出します。