烏兎匆匆(うとそうそう)

日々の暮らしや趣味(音楽、旅行、俳句)など、わたしの日常を綴っていきたいと思います。

セミの一生

公園話が続きます。

ある日公園を歩いていると、セミが上向きになっていました。死んでいるのかいないのか。セミの一生は短いと言いますが、葉っぱでつつくと少し動いたので、棒をつかませてやりました。

おバカさんの顔で笑っているココちゃんにピントが合いますね・・・カメラアプリもまさかセミを撮りたいと思わなかったのでしょうか。

棒にうまくつかまったセミを、セミが好みそうな大きな木に戻してあげました。

驚いたことに、少しだけ上に登って、羽を震わせて鳴き始めました。こんなに近くでセミの生演奏を聞いたのは初めてでした。

翌日同じところを通ったら、このセミ(だと思う)がほぼ同じ場所で足が引っかかったまま息絶えていました。

なんだか切なくなりました。