烏兎匆匆(うとそうそう)

日々の暮らしや趣味(音楽、旅行、俳句)など、わたしの日常を綴っていきたいと思います。

春ショール

俳句の会に参加しています。4月の句会はコロナの影響でなくなり、会員の作品を先生が添削してくださる形になりました。

4月の句会で指定された季語のひとつ(通常3つの季語が指定されて、2つの季語は自由、合計5句を用意します)は「春ショール」でした。

【提出句】

春ショール母のめじるし人混みで

【先生の添削後】

人混みの母のめじるし春ショール

さいころ、商店街やデパートで母の目印は洋服など身に着けているものでした。背の低い母ですので、頭一つ抜きんでるということもなく、明るい色(関西のおばちゃんなので)を着る母でしたので、春ショールを目印にしたことも、あったと思います。バーゲン会場ではぐれないようにしたり、通路を足早に歩く母を妹と手をつないで追いかけた気がします。もう昔過ぎる出来事です。

語順を変えただけで、この句の映像の出方がスムーズになりました。もちろん、プレバトも見ています。直される前にどうしてこの語順で作らなかったかなぁと反省しきりでした。