日本人なので、会話や手紙では文法を気にすることはありません。でも、私が属している俳句会では、俳句を旧仮名遣いで発表するため、少々難しくなります。
たとえば、「笑う」の旧仮名遣いは「笑ふ」になります。でも、「笑う」とするときもあります。それは、ウ音便だから。
自宅の古い古典文法の教科書に
「ハ行バ行マ行の各四段活用の連用形に「て」「たり」が付くとき生じる。例、歌ひて→歌うて」とありました。
現代の言い方で「笑って」としたいときは「笑うて」になるということです。
俳句会の大先輩Y様が教えてくださりました。基本的なことも面倒がらすに教えてくださり、ありがたい限りです。